Youth Japanサーキットメニューを作った男!

≪千葉北支部/千葉南支部合同稽古会≫ ◆日時:2月12日(日)9:30~12:30 ◆場所:千葉南支部本部道場 ◆参加資格:師範の許可を受けた道場生のみ ◆稽古内容:強化稽古(組手中心)&技術セミナー(谷川 光 師範/五段)

千葉の地に常設道場を出して20年が過ぎた。忘れられない思い出はたくさんある。特に初期の頃は、群雄割拠の空手界にあって組織そのものも大変革の時代だったから、尚更感慨深い思い出が多い。まさに組織の歩みと共に自分自身の空手人生があった。今にも繋がるが、自分の空手人生に一番影響を与えた出来事と言えば、これに尽きる。ズバリ!日本代表選手団の監督になった事である。第8回世界大会の時に選手団コーチに就任し、その二年後の大阪で開催された第3回カラテワールドカップ(現名称:全世界ウエイト制大会)で選手団の監督となった。代表監督として初めて臨んだこの大会で、男子重量級を制したのが今は千葉北支部長を務める塚越先生である。そして、もうひとり。軽量級を制したのが西神奈川支部長の谷川師範だった。現役時代はその華麗なフットワークから人間風車と称され、数々の大会実績は緑代表に続く軽量級の第一人者だった。2005年の事である。これだけなら普通であるが、その年は色々あった((´∀`))。当時、全国ネットのフジテレビ系列で爆発的な人気番組だった「トリビアの泉」に新極真会が出演することになった。その出演オファーが軽量級世界チャンピオンの谷川支部長と何故か?自分に来たのである。「何度でも試し割りのできる“シワリン”という試し割り用の板」があって、谷川支部長が実際の試し割りの演武をして、自分が解説をすることになった。撮影は別々にそれぞれの道場で行われたので残念ながら二人が共演する事はなかった((´∀`))2005年は、まだまだある。今に連綿と続くユースジャパンの栄えある第1期強化合宿が千葉の長生郡長柄町にある日本エアロビクスセンターで行われた。「将来の世界大会日本代表選手を発掘し育成する」と銘打った大プロジェクトが始まったのである。選ばれし47名の金の卵達が全国から集まった。第1期から多くの日本代表選手が育った。男女の世界チャンピオンも誕生した。今ではその1期生が選手団コーチとなって支えてくれている。ユースジャパン創設以来、毎回続けている強化稽古がある。技術指導と組手の最後に行う今やユース合宿の名物ともなった“ユースジャパンサーキット!”である。これを考案したのが選手強化員でもある谷川師範だったのである。世界を制した谷川師範が現役時代に行っていたサーキットメニューをユース選手用にアレンジしたものである。その谷川師範が千葉にやって来る。千葉北支部と千葉南支部の合同稽古会に来てくれることになった。世界チャンピオンが二人揃って来てくれる。嬉しい限りである。何故?2005年が特別な年なのかはまだまだ続く。その記念すべき第1期ユース合宿の帰りに、な、な、何と緑代表が千葉の本部道場まで来てくれたのである。加曽利の道場から日本エアロビクスセンターまで1時間。合宿の最終日に、もしよかったら道場に寄ってくれませんかと声を掛けたら快く受けてくれた。小林副代表、塚本支部長、谷川支部長、川原支部長もわざわざ千葉まで来てくれた。最高の思い出である。谷川支部長に共感するのは他にも理由がある。彼は長年追従してきた育ての親とも言うべき師範と袂を分かち、新極真会の道を選んだ。自分も同じだったからである。将来の世界大会日本代表選手達を育てるユースジャパンの地獄のサーキットメニューを作った男!それが、谷川 光師範である。(選手強化委員、第1回&第3回世界ウエイト制大会軽量級優勝、第6回世界大会3位、第9回世界大会日本代表、第4回&第5回世界ウエイト制大会日本代表、第26回全日本大会7位、第29回全日本大会3位、第30回&40回全日本大会4位、全日本ウエイト制大会4回優勝)

 

 

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