千葉から世界へ翔たけ!

大阪決戦が終わった。史上初めて全日本大会とドリームフェスティバルが二日間に渡り開催された。あらためて新極真会の組織力を痛感した。全日本大会やドリームの会場でいつも思う事がある。それは・・・“新極真会(の一員)で本当に良かったあ!”

昨年11月の全日本大会が終わった次の日、塚本支部長から電話が来た。

「これから毎週土曜日に強化稽古をやります。」

二度も世界を制し、今は日本選手団を一緒に牽引する筆頭コーチの言葉は力強かった。新極真会の無差別の全日本大会史上初めて、BEST8に他流派選手が4名入賞した。その厳しい結果を目の当たりにし塚本は勿論、新極真会の全ての支部長?選手達が衝撃を受けた。コロナ禍で日本代表選手団強化合宿もユース合宿も全て中止となった。大会も激減した。記念すべき第1回の全世界フルコンタクト大会はいまだ開催の目途が立っていない。選手団が集まれない!大会や強化合宿で切磋琢磨出来ない!自分には自論がある。

人が集まる所にはエネルギーが集まる!

そういう場所へ行けばエネルギーを貰える。パワーとパワーがぶつかり合う場所。パワーを貰える。そして、同じ志を抱いたより高みを目指す仲間達。同志と呼ぶ。同志ほど心強い存在はない。こうして関東圏の若い選手達を集めて毎週土曜日に塚本道場で2時間組手だけの稽古が始まった。毎週である。毎週、世界チャンピオンの塚越支部長と島本も指導に来た。1年間全うした。迎えた1年後の全日本大会、5月には同じ大阪でJFKOの大会があった。塚本達3人の世界チャンピオンが指導した関東の若い選手達が結果を出した。この中から第7回世界ウエイト制大会の日本代表選手を何人も輩出した。高校生が何人も選ばれた。まさに快挙である。しかし、自分は彼らをシンデレラボーイ、シンデレラガールと思っていない。何故なら、一夜にしてこのような素晴らしい結果が奇跡で起こらないから。1年間の血と汗と涙の結晶が、大会結果に現れたのである。しかし、この結果をしても塚本は言った。「まだまだです。稽古不足です。」と。つくづく凄い男である。

千葉南支部から全日本出場はたった一人だけだった。翔太も頑張ったが、まだまだだった。今までで一番良かったが、本選で負けた。まだまだである。20歳!自分はまだ千葉の舞台で右往左往していた時代である((´∀`))大阪開催とは言え、ドリームも散々な成績だった。初めて団体成績0点となった。勿論、出場した選手達に罪はない。全て自分の力不足である。

必ず這い上がる。

日本代表選手団に自分の弟子の名前のない寂しさを久々に痛感した。全日本大会後の選考会議でその口惜しさを生涯忘れまいと心に誓った。6月に続きコロナ禍で開催する今日の千葉錬成大会。この日を新たな目標に向けた第一歩にしたい。幼年部の雄真や雄翔がドリームフェスティバルで、いや全日本大会で大暴れする日を夢見て、老体に鞭打って頑張ろうと思う。二年間、強化合宿が中止となった。昨年は総本部鏡開き稽古会も中止となった。しかし、組織が動き出す。

新年、いよいよ日本代表選手団が動き出す。いよいよ赤鬼コンビが公の場で復活する😁

12月19日、「千葉錬成大会2021冬」今日は青鬼で選手達の熱い戦いを見守りたい😁

千葉から世界へ翔たけ!

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