世界へ翔たけ!

極真空手に憧れて、ただただ極真空手がやりたい一心で19才の時に上京した。職場の寮が千葉となり、7月に千葉の道場に入門した。9月に青帯になって、その年の11月初めて生で全日本大会を観戦した。それが第12回全日本大会だった。道場で指導してくれる先輩がチャンピオンと死闘を繰り広げる姿を見て感動した。全身が震えた。自分もいつの日か全日本の舞台に立ちたいと思った。コロナ禍で無観客開催、特別演武なしetc・・・と小規模開催が続いた。今年は少年部の演武こそ行われなっかったが、無料招待という形で少年部を入れた。初めて全日本大会を見た少年部達は何を思い?何を感じただろうか?本部とルネサンスから行った少年部は、皆偶然にも40年前の自分と同じ青帯だった。そして、自分が世界大会日本代表選手の座を掛けて死闘を繰り広げた会場が偶然にも今回と同じ代々木だった。全日本大会を観戦した少年部達が大きな夢に向かって益々稽古に励んでくれる事を願うばかりである。“千葉から世界へ翔たけ!”

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